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​​ウルスラ会の霊性

​聖女ウルスラについて

聖女ウルスラは、ヨーロッパでは広く親しまれたおとめ殉教者です。伝承によると、ウルスラは王の娘で、5世紀の中頃イギリスで生まれました。それぞれ1000人の侍女を従えた10人の仲間とともにドイツに向かうさ中で、ウルスラの美しさに目がくらんだフン族の蛮行によって命を落としたとされています。
 死に至る危険のさ中で、仲間たちにキリスト教の信仰を捨てずに踏みとどまるよう励ましたウルスラは、ヨーロッパでは若い女性の保護者、信仰の導き手として崇敬を集めるようになり、彼女の名を保護者と仰ぐ多くの女子教育に従事する修道会が誕生しました。

ウルスラ会の霊性

​​イグナチオの霊性を受けて

聖心のウルスラ宣教女修道会の霊性は、創立者であるマッダレーナ・モリナリによってその土台がもたらされました。彼女は修道会の萌芽である「救いを必要とする子供たちの家」で働き始めた20歳の時からイエズス会士の指導を受け、黒衣を身に着け髪を短くし、死が訪れるまでこの使徒的活動を続けるという誓願を一人で立てていました。
施設はやがてマッダレーナを中心として明確な修道会としての形を整え始め、それと同時に、イグナチオの霊性が会の本質として据えられるようになります。ウルスラ会員はその最初から霊的生活の中心に霊操と日々の究明や黙想を置き、それは現代にいたるまで変わることがありませんでした。

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​聖心との一致を目指して

イエズスの聖心は、ウルスラ会の中心にある霊性です。人となられ、さらに死に至るまでご自分を与え尽くされた御子の聖心には、愛の炎が燃えています。

わたしたちはイエズスとの友情を深め、その愛にますます触れるよう招かれているのと同時に、その愛の聖心からこの世界に派遣されてゆきます。イエスの聖心との最も深い一致の実りこそ、わたしたちの使徒的活動です。

聖心の信心は私たちの霊性の不可欠の部分として、ウルスラ会員の修道生活や使徒職に活気を与える。わたしたちの宣教への熱意は、神の栄光を延べ伝えるための糧を、イエスの聖心から得ている。(会憲n.81)

092-512-0033

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